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子供の日

5月5日、今日は子供の日です。私が息子の小学校のPTA会長になってから、2年目の子供の日となりました。昨年に引き続き、コロナ禍、緊急事態宣言下での子供の日に、記憶に留めるべく、ブログを更新します。


今息子は小学校6年生、小学生の時間も刻々と短くなる中で、世の大人は「今の子供たちはかわいそう、何もしてあげられない、どこにもいけない、修学旅行もいけない。。。」などと言っていることを、良く耳にします。哀れむように口を揃えて、そう言います。


しかし、私は全く逆だと感じています。

今息子は「GWの休みが終わってくれて、明日から学校が最高に嬉しい」と言います。以前は絶対に言わなかったことを、恥ずかしがらず、臆することなく、楽しそうに私に言ってきます。これは本気で、学校が楽しいんだなぁと。


役職柄、校長先生や副校長先生など、少し俯瞰して子供の様子を見ている方からお話を聞くと、「6年生ものすごく積極的!」とおっしゃいます。例えば鼓笛隊の先導役である指揮者は、例年であれば誰もなり手がなく、先生が子供たちに打診するそうですが、今年は8人も立候補があり、他のポジションでも倍近い立候補があったようです。このことは飼育係や、放送委員、その委員長選出などの場面でも同じだそうで、また新一年生を迎えるに当たっては、自分から6年生が教室に行き、読み聞かせを始めるなど、、とにかく圧倒的に積極的だそうで、このことは他の学年にも伝播されているようで、学校に行くと、明るさ、活気が違います。


なぜこんなに積極的なのか。それは先生方がコロナ禍にあって、それこそ死に物狂いで、学校を守ってくれていることが影響しているように思います。いきなりのリモート授業、ハイブリット形式など、今までの授業の形が一変するような取組を、ぶっつけ本番で取り組んでくださっています。慣れないパソコンやらタブレットなどに泣きを入れず、詳しい先生から教えを請い、良い点を先生方がお互いに水平展開する。それを管理側がどんどん鼓舞する。こうした前向きな雰囲気といいましょうか、圧倒的に積極的な「大人」の姿勢が、子供を変えたように思います。


「先生たち頑張ってんだから、俺たちもウザイこと言わず、がんばろうぜ!」


彼らは生き生きとした目で、日常に転がっている楽しみや喜びを見つけ、積極的に行動する術を知りました。

環境問題、SDGs、LGBT、難民、食料問題など、大きな課題に直面しても、前例にとらわれず前向きに取組むでしょう。本当に頼もしく嬉しい気持ちで一杯です。


素晴らしく前向きな先生方に感謝すると共に、次の世代にバトンをつなぐ、手本になる大人になろうと、心を新たにする子供の日でした。

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